Design Administrator Yukio Hikichi

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火曜日, 9月 09, 2008

一町一反 = 10 909.0909 m2(帯広探訪)


「1a(アール)って、どのくらいの広さだったっけ?」なんて、小学校のころに習った単位のはずなのに、すっかり忘れてしまってることに気づきながら、帯 広駅でレンタカーを借りて、十勝平野の真ん中に位置する芽室にある小豆農家を取材に行ってきました。帯広駅から車で約30分、いかにも北海道の田園風景を 感じさせる雄大な景色が十勝という北海道ブランドを演出するようにこの時期にしてはめずらしくまだ汗ばむくらい夏のなごりを残していました。丁度、芽室に つくころ、町全体では収穫を祝う秋祭りも始まっていましたね。話はかわるけれど、「十勝」といってもその地名の町があるわけでもなく、すっかり日本の食の ブランドになっているのは、すごいことだなとあらためて思いますよね。。。訪ねたのは、この土地で4代目になる辻野さんが育てている小豆畑。ところどころ 黄色く色づき始めている葉の下には、小豆をかかえるサヤがしっかりと育っていた。収穫時期は、葉も枯れて、カラカラに乾いた10月の後半だという話を聞き ながら、気になっていた「畑の単位」を質問することに。「え?町(ちょう)?反(たん)?」また、ややこしい畑の単位を並べられてしまった。よ〜く詳しく 聞いてみると、1反(たん)というのが333坪で10m×100m。で、その10倍が1町(ちょう)ということらしい。で、1反の10分の1が1畝で、そ れが1a。つまり、1aは、10m×10mその100倍が1ha(ヘクタール)なんだって。「はい!たいへん勉強になりました!!」でも、畑の単位って、 「一長一短(いっちょういったん)」では、憶えられないよねっ!おっと、「一町一反(いっちょういったん)」って言った方がいいかもです。ちなみにネット で詳しく調べてみると、一町一反 = 10 909.0909 m2だとさ(お粗末)。。。辻野さんには、小豆についていろんなお話をしていただき、こころよく取材にも応じていただいて、鮎料理で有名な「松久園」にお 昼を付き合っていただいた上、さらに「祭りの準備があるもんで、これで失礼させていただきます」という言葉を残し、そっとお勘定まで済ませて行ってしまっ た男気に、スタッフ一同感激と恐縮とでいっぱいになってしまいました。「辻野さん、ほんとうにほんとうにありがとうございました。」必ず取材した内容は、 すばらしいカタチに仕上げることをお約束します。またいつかお会いできるのを楽しみにしていますね。ありがとうございました。
こんな素的な出会い を持てたことを車の中でスタッフと話しながら帯広駅に向かう帰り道、札幌までの列車出発時刻に少し時間があったので、最近話題のパン工房「カントリーブラ ン」と、帯広の菓子で有名な「六花亭」、「柳月」の本店にも寄って行きましたよ。もちろん帯広駅では、有名な「豚丼」のタレも忘れずに買いました。

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